
映像制作会社で働く岸田は、ある日、大学時代の友人、あおいがアメリカで飛行機事故に逢い、命を落とした事を知ります
あおいの告別式の日、彼女が監督して岸田が主演した大学の映研時代の映画、「THE END OF THE WORLD」の上映会が行われることになり…
と言うお話
儂も20年ほど前には、ハチミリで映画を撮影していましたから、撮影現場の風景やフィルムを切って繋げて行く作業が、見ていてとても懐かしかったです
しかも、この映画に出てきたハチミリの中では名機中の名機と呼ばれる「フジカZC1000」を使って撮影していたもんね
死んだあおいの部屋にはさりげなくビニールを被せられた写真の引伸機が置いてあり、写真好きから映画の世界に入ったのかと思わせます
儂の部屋も写真の引伸機があったもので…「うん、うん」と納得
ちなみに儂が初めて手にした八ミリは「フジカシングルエイトC−100」
「この右手の中に〜♪ シングルエイト〜♪ シングルハンド〜♪」というCMソングで谷隼人が出ていた奴です
実はこのカメラ、すぐ手元にあるのですが、映写機のランプが切れていてメーカーでも製造していないのでせっかく撮影しても見ることが出来ないのですわ
そう
ハチミリフィルムは、まだ製造しているのです
昨年、フジフィルムでは「ハチミリフィルム」の出荷停止を予定していたけれど、継続を望む声があって、それを延期したそうです
もっともっと、継続を望む声が無いと、いつ出荷停止になるか判りません
全国の映画ファン。今こそ立ち上がる時だ…
って、それより前に映写機を再販して欲しいわ
押入れに眠っているハチミリフィルム、ちゃんとした映画じゃなくとも、家族の思い出が詰まったフィルムが沢山ある人たちも多い筈です
業者に頼めばビデオやDVDに落としてくれるけど、高くて頼めません
とりあえず一回だけ映せれば、それを自分のビデオで録画出来るので、レントオール関係を探して見たけれど取り扱っている所は皆無でした
って、映画の話の戻ると、酒井若菜と鈴木亜美の風貌が似すぎていて、同一人物だと思って見ていたので、話のツジツマが合わなくなりました
途中でヘンだと思って、最初を見直して、ようやく別人だと判りましたが…(2007/05/01)
製作年度 : 2006
監督 : 熊澤尚人
脚本 : 桜井亜美、齊藤美如、網野酸(岩井俊二)
原作 : 桜井亜美
出演: