茶の味

img56.gif 相当に妙な映画である。
 冒頭、電車を見送る高校生、春野一の額が四角に盛り上がり、頭の中から電車が出てくる。妹の幸子は、巨大な自分の分身がいつも自分を見守っている。
 全編、シュールなエピソードが断片的に綴られ、次の展開が予想出来ない。
 その中に、日本的な情緒溢れる風景が挿入される。
 フェリーニの映画を見る感覚で見て行くと、それなりに楽しめるが、ストーリーを追おうとすると訳がわからなくなる。
 「下妻物語」以降初めての土屋アンナ出演作なので、それを期待して見ていたら出番が少なかったのが残念。(2006/07/30)


製作年度 : 2004
監督 : 石井克人 脚本 : 石井克人
撮影 : 松島孝助
出演 :

佐藤貴広(春野一) 浅野忠信(春野アヤノ) 手塚理美(春野美子) 坂野真弥(春野幸子) 土屋アンナ(鈴木アオイ) 我修院達也(轟木アキラ) 三浦友和(春野ノブオ)

タグ:土屋アンナ
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天使

img52.gif 桜沢エリカの「天使」「天使の巣」を映画化。

 背中に羽が生えた天使、深田恭子さんが、「最終兵器」に見えてしまうのは、公開時期が悪かったせいか…。
 とにかく、ちい役の森迫永依(1997年生まれ)が可愛い。。

永瀬正敏「ぶどう、テーブルに運んで…」
森迫永依「やだ」

という、絶妙なタイミングでのセリフが上手い。
普通なら、このクソガキ…と思ってしまうのだが、「かわいい」としか見えないモン。

 「野ブタ。をプロデュース」にも出ていたらしいが、堀北さんの子供時代の役かなぁ。

 深キョンが一言のセリフを喋らず、天使と言うよりは天女のイメージで出演。
 「富豪刑事」のキョトンとした顔の延長にある役だけど、他の人には演じられないのでは無いかなぁ。

 ただ、天使が見える人と見えない人の区別に論理性が無いのが残念だった…。(2006/06/26)


製作年度 : 2006
監督 : 宮坂まゆみ 脚本 : 奥寺佐渡子
撮影 : 猪本雅三
出演 :

深田恭子 永作博美 内田朝陽 小林明実 佐藤めぐみ 鰐淵晴子 森迫永依 泉谷しげる 西田尚美 永瀬正敏

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タイムトリッパー 幻遊伝

タイムトリッパー 幻遊伝
舞台は台北

ここで漢方薬店を営む日本人の大杉漣さん
母親に先立たれた一人娘のシャオディエ(田中麗奈)は、いつも父親に反抗してばかり
ん?
大杉漣さん?
映画版「がんばっていきまっしょい」では、悦ねぇ(田中麗奈)の学校の校長先生役
テレビ版「がんば」では、悦ねぇ(鈴木杏)の父親役
だったので、それを意識しての配役?
などど、勝手にニヤリとしてしまいます

んで
ひょんなことから、幽体離脱して昔の台北にタイムスリップしたシャオディエ
そこは、キョンシーを操る道士が住む世界だった…のです

漣さんと麗奈さんの会話は日本語で会話しているわ、現代人の麗奈さんが「霊幻道士」の世界に飛ばされるわ、麗奈さんと瓜二つの義賊「青醍子」が出てくるわ、最後にはロールプレーングゲームお約束の敵が出てくるわというハチャメチャな世界感で、あっという間に終わってしまいます

あれよあれよと話が急展開するので、登場人物に感情移入が難しく、ラストの「泣き」が出来ない感もありますが、あまり話題になっていない映画の割には凄く楽しめました(映画公開当時、「みなさんのおかげです」に麗奈さんが出て映画の宣伝をしていましたが…)(2007/03/14)


製作年度 : 2004
監督 : チェン・イーウェン 脚本 : チェン・イーウェン
撮影 : リー・ピンビン
出演 :


田中麗奈 大杉漣 チェン・ボーリン リー・リーチュン ホン・ティエンシャン ミャオ・ツーチィエ

posted by みどりぶた at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行

チューブ

img40.jpg 地下鉄をジャックして、政府の秘密事項を公表するように要求するテロリスト。。
 最初の数分、空港での銃撃戦で、ツカミは充分です。
「もう、このあとどう言う展開になろうとついていくわ」
と思わせるだけの迫力があります。

 続く「地下鉄ジャック」。
 地下鉄の中央統制室のセットが、「交渉人真下正義」での統制室のセットとそっくり同じなので、既視感があります。(交渉人…が、パクッたのね)
 でも、ストーリーの練り方は、こちらの方が数段上です。

 ラストにツイストが効いていないので、賛否両論があったそうですが…。
 「一度、敵のボスの手で列車の外に放り出されてから、また車内の戻る」という展開(アクション物の定番)を見せていて、あの結末は無いと思うのですが…。 
 
 映像のヌケが悪いので、画面が見づらいのが難で、せっかくのペ・ドゥナさんが綺麗に写っていません。
 アクションをこなすのかと期待していたら、その設定ではありませんでしたし…。(2006/05/21)


製作年度 : 2003
監督 : ペク・ウナク
出演 :

ドジュン(キム・ソックン) ギテク(パク・サンミン) インギョン(ペ・ドゥナ) クォン中央統制室長(ソン・ビョンホ)

タグ:ペ・ドゥナ
posted by みどりぶた at 11:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行

タッチ

img27.jpg 恥ずかしながら、儂、原作もテレビアニメ版も見ていないので、「タッチ」を見るのはこれが始めてです。
 だから、アニメ版などとの比較は出来ないけれど、二時間弱の中で良くまとめてあるとおもいました。

 三角関係の機微が絶妙に描かれています。
「これ、H2と同じ話じゃ無いか」
と思っていたら、原作が同じ作者だったのね。

 犬童さんの作品は、「銀髪の草原」から見ているけれど、回を重ねるごとに、どんどん演出が巧くなっています。
 アニメ版の主題歌の入り方など、「待ってましたァ」と言うタイミングで流れます。(2006/03/20)


製作年度 : 2005
監督 : 犬童一心 脚本 : 山室有紀子
撮影 : 蔦井孝洋
出演 :

長澤まさみ(浅倉南) 斉藤祥太(上杉達也) 斉藤慶太(上杉和也)

タグ:長澤まさみ
posted by みどりぶた at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行

鳶がくるりと

img26.jpg
 一流企業の企画開発部にいるキナコ。

 自分が企画した新規プロジェクトが流れてしまい、社長からは新社屋完成時のモニュメントの取り付け仕事を任せられてしまいます。

 モニュメントを取り付ける仕事をするのは「日本晴れ」という組の鳶職人たち。
 宇津井健氏が出ているので、「ゴクセン」を連想させるシチュエーションです。
 ただ、鳶職の人たち皆がイレズミをしていてるので、
「実際の鳶職人もこうなのか? 」
「うっ。こ、怖い」
と言う印象を持ってしまいます。

 日本晴れの鳶たちは、一流企業のOLからの仕事と言うことで、仕事を断ります。
 新社屋完成期間が迫っているので、是非、仕事をしてもらう為、職人たちが働く高層ビルの上に手づくり弁当を届けるキナコ。
 実は、このシーンで、実際に高層ビルの上にいるような恐怖感を味わえました。
 演出でそれを感じさせたのは監督の力量だと思います。

 哀川翔の娘、高松ツミ役を演じた通山愛里さんが、すごく良いです。

 外人さんが履いて来た赤い靴を履き、物干しにあったシーツをまとって踊るシーンは印象的です。
 少なくとも、「ぼくんち」のラストで、観月ありさが踊ったシーンよりは…。(2006/03/13)


製作年度 : 2005
監督 : 薗田賢次 脚本 : 丸山昇一
出演 :

観月ありさ 宇津井健 哀川翔

タグ:観月ありさ
posted by みどりぶた at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行

出口のない海

img87.gif
 昨年夏にテレビ放映された「僕たちの戦争」と同様の人間魚雷回天のお話

ストーリー的には「僕たちの戦争」のほうが面白い

敵船に特攻して玉砕する、それまでの葛藤を描くと言う展開は見えている訳で、それまでのプロセスをどのように描くかがキモとなるのだが、回天の操縦法を延々と描写したりして。肝心の人間描写が出来ていないので、あまり感情移入出来ないのが難

恋人であるじゅりっぺとの関係だって、日本沈没的展開だし…。(何で抱かないねん)

ラストでどう特攻するのかと思っていたら……
あまりの展開に唖然

「出て行け。日本の空から出て行け」
と言って、ゼロ戦でB29に特攻して行った加山雄三の映画のほうがずっと反戦映画になっていた

 脚本が山田洋次なので、少しは期待したのだが…(2007/02/28)

製作年度 : 2006
監督 : 佐々部清 脚本 : 山田洋次・冨川元文
撮影 : 柳島克己

出演 : 市川海老蔵・伊勢谷友介・上野樹里

タグ:上野樹里
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鉄人28号

img09.jpg
 松戸菜園テストの宅見が作ったロボット、ブラックオックスを倒す為、第二次大戦中、密かに作成されていた「鉄人28号」を復活させる。
 と、まぁ、先が読める話なのですが、これが意外に面白いのですわ。

 「夜」「の」「町」「に」「ガォー」
と言う、フレーズが聞こえただけで、胸が騒ぐのですわ。
 単に、「儂のツボにはまっただけ」と言う話もありますが。それは置いておいて。。

 資料が少ないので、詳細が判らないのですが、CGなのかミニチュアなのか、チャチな特撮がまた良いです。
 一部、実写版エヴァかよ。。7と、突っ込みを入れたくなりますが、エヴァの方が巧い。。

 監督は少年の成長物語にしたかった気配がありますが、その部分は「気持ち判るけど、表現しきれていない」です。。

 何は無くとも、蒼井優の笑顔だけで「マル」ってことです。。(2005/12/20)


製作年度 : 2005
監督 : 富樫 森 脚本 : 斉藤ひろし・山田耕太
撮影 : 山本英夫

出演 : 池松壮亮(金田正太郎) 蒼井優(立花真美)

タグ:蒼井優
posted by みどりぶた at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行
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