デスノート

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この映画

今どき珍しい「前後編」で公開されると言うことでしたので、「前後編の二つに分けたら観客動員数が減るだろうなぁ」と思っておりました
そうしたら日本テレビさん。後編を劇場公開する直前に、まだビデオ化もされていない前編をテレビ放映すると言う賭けに出まして…

後編について、インターネット上での書き込みを見ると、「前編をテレビで見て、是非、映画館で後編を見たくなった」と言う書き込みが多数ありましたので、その賭けは成功したようです。
かく言う私も、その一人でして、あまり期待もせずにテレビを見ていたら、日本映画では珍しくホン(脚本)が凄いので驚きました

前編の最初…
「デスノートに名前を書くと、その人間は死ぬ」
と言うので、
「日本中の同姓同名の人間が死んでしまうじゃん。頭悪い脚本だなぁ」
とツッコミを入れていたら、デスノートには、
「書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない」
と言う制約があることが判ります
「ちぇっ。ちょっとは考えているな」
と思いながら見ていくと…

そのデスノートを手に入れた夜神月(ライト)は、争いの無い世界を作る為、法で裁けなかった凶悪な犯罪者たちを次々に殺して行きます

犯罪者たちは自分が殺されると恐れて犯罪を起さなくなり、犯罪率が激減した為、世の中で救世主が現れたと騒ぎ出し、救世主に「キラ」という名前をつけます

それに対抗して、ICPOは、世界的な難事件を解決している闇の世界最後の切り札、探偵「L」に調査を依頼します

物語は、キラとL。二人の天才が織り成す「かけひき」を軸として進んで行きます

そのやりとりが、半端では無い面白さで、先の展開が読めません

さらに後編では、戸田恵梨香さんが第二のキラとして登場するとあっては、見ない訳には行きますまい

大場つぐみさん原作、小畑健さん漫画、の映画化で、後編を見る前に原作を読んでみたのですが、凄いと思っていた展開は全て漫画で語られていたものでした

なんで、こんな凄いホンが書ける脚本家が映画界にはいないのでしょう?

今、確実にアニメ(漫画)のストーリーは映画オリジナルの脚本を超えていますわ。(「デスノート」もアニメになっています。Lの声が山口勝平なのが気になりますが…「ワンピ−ス」のイソップじゃん)

でも、物語の本質を理解して映画の脚本を書かないと、原作の面白さをメチャクチャにしてしまった「亡国のイージス」みたいな例もある訳で、さすが金子修介監督は判っているわいと拍手パチパチいたしました

金子監督作品は、デビュー作以来、
「日常の世界に置かれた異端」
の話を描いておりまして、初期作品は、そのギャップを笑いに昇華しておりましたが、「クロスファイヤー」あたりから、「異端の悲しみ」を表現するようになっています。

この映画での異端は何だろうと思っていたら…
「デスノート」後編のラストで、ライトの父がLに向かって敬礼をするシーンがありまして、これは、金子修介版のガメラで、自衛隊員がガメラに敬意を示して敬礼するシーンと対になっていて、世間から見たふたりの天才が異端だったのだなぁと判りました(2006/11/08)


製作年度 : 2006
監督 : 金子修介 脚本 : 大石哲也 金子修介
撮影 : 高間賢治
出演 :

藤原竜也 松山ケンイチ 戸田恵梨香 鹿賀丈史

posted by みどりぶた at 13:09 | Comment(1) | TrackBack(0) | た行
この記事へのコメント
はじめまして^^

私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。よかったらご覧下さい。

紹介記事は
http://oldwanko.blog81.fc2.com/blog-entry-243.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
Posted by 日本映画を見よう! at 2007年04月03日 18:46
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